卵子凍結について (Oocyte Egg Cryo Preservation)

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卵子凍結について (Oocyte Egg Cryo Preservation)

Oocyte Egg Cryo Preservation

卵子凍結は、女性の体から卵子を取り出し凍結、保存することで未来の使用に備えるという比較的新しい技術です。女性の準備が整った時に、その卵子は解凍、受精された上で子宮へと移植され、妊娠が促されます。

卵子凍結は以下のような女性にとって特に重要な選択肢となります:

  1. ガンと診断され、化学療法または放射線治療をまだ受けておらず(両治療法は卵子にとって有害であるため)、尚且つ将来に妊娠の可能性を残す事を希望する女性。
  2. 体外受精治療中で、宗教・倫理的な理由から胚凍結保存という選択肢を選ばない女性。
  3. 3パートナーとまだ巡り会っていない、個人的もしくは医学的、または採卵の段階でパートナーの都合が宜しくないという理由で、将来に妊娠の可能性を残す事を希望する女性。

卵子凍結のための採卵は、体外受精の過程と違いはありません。自然周期体外受精を希望する方に薬物治療は一切必要ありませんが、月経周期1周期につき採卵できる卵子の数は1つに限定されます。この方法は、不妊治療薬の使用を望まない方や、卵巣機能に低下が見られ排卵誘発法が好ましくないという方に向いています。低刺激体外受精を希望される方には、各周期毎に4〜6個の採卵を行います。
この選択肢は卵子凍結は行うが、大量の不妊治療薬の使用には抵抗があるという方に向いています。これに対し、高刺激体外受精の場合は、10〜20個の採卵を行います。この選択肢は若い年齢で且つ、卵子凍結を一度で済ませたいという方に適しています。採卵された卵子は、それが十分に成熟(MII段階)しているかどうか培養士によって審査されます。その後、適切と判断された卵子のみが凍結されます。
卵子が未成熟の場合は24時間の培養時間が要される場合があります。その結果に十分な成熟が見られる場合には、先ほどと同じように凍結保存されます。反対に成熟が十分でない場合には、その卵子は破棄されます。最近の研究では、卵子凍結を行った場合でも自然な妊娠の場合でも、先天異常や染色体異常が起こる確立に違いはないという結果が証明されています。

卵子凍結には二通りの方法があります

Oocyte Egg Cryo Preservation

1. 緩慢凍結2. ガラス化です。ガラス化は瞬間冷凍を用い、卵子の非常に高い生存率とよりよい成長を実現するための方法となっております。LIFEで採用している卵子凍結の手法は、このガラス化のみです。私たちの元で冷凍、解凍される卵子の生存率は99%に上ります。卵子凍結に最も適した年齢は30〜40歳ですが、生殖が可能である限りどの年齢においても卵子凍結を行うことができます。LIFEで卵子凍結を行った最少年齢は21歳で、最高年齢は49歳です。